【Windows】よく使うコマンドたち(NWエンジニア目線)
雑多なメモです。
ここら辺を一通り押さえておけばひとまずOKかなぁと思ってます。
疎通,経路確認
疎通確認:ICMP
ping [オプション] ターゲットIPアドレス
オプションがたくさんあるのでping /?で確認。
経路確認:ICMP
tracert [オプション] ターゲットIPアドレス
-dオプション:途中経路のIPアドレスを名前解決しなくなり、出力が非常に早くなる。
-wオプション:タイムアウト値を設定。こちらも時間短縮に繋がる。
疎通確認:TCP
cmdではなくpowershellを使用。
Test-NetConnection ターゲットIPアドレス [-Port ポート番号]
【参考】コマンド以外の手段
- Webブラウザを開いてポート指定でURL入力(http://x.x.x.x:8080/ など)
- TeraTermを開いてポート指定でTelnetアクセス
疎通確認:UDP
cmdではなくpowershellを使用。
【例】192.16810.100の Port 5555、5556充てに「test」という文字列を送信。
$Encode = new-object System.Text.ASCIIEncoding $sendBytes = $Encode.GetBytes("test") $udpTest = New-Object System.Net.Sockets.UdpClient $udpTest.Send($sendBytes,$sendBytes.length,"192.168.20.254", 5555) $udpTest.Send($sendBytes,$sendBytes.length,"192.168.20.254", 5556)
端末状態確認・編集
ネットワーク関連
ipconfig [オプション]
/all:MACアドレスや使用するDNSサーバも表示
/release からの /renew:DHCPで取得したアドレスを開放し、取得し直す
/displaydns:DNSキャッシュの一覧を表示
/flushdns:DNSキャッシュを削除
ARPテーブル確認
arp -a
ルーティングテーブル確認・編集
route print
:確認
route add
:追加。詳細はroute /?で確認。
※ 端末はパケットを送信,受信するが基本的に他の機器へ「転送」は しないことを頭に留めておく。
名前解決
nslookup 解決したいFQDN [DNSサーバー]
コネクション確認
netstat [オプション]
オプションがたくさんあるのでnetstat /?で確認。
証跡関連
ホスト名表示
hostname
コマンドプロンプト上には意外とホスト名が表示されていないので、
証跡として残したい場合に利用。
日付表示 ,時刻表示
date
:日付表示
time
:時刻表示
ファイル名一覧の取得
dir
表示させた後にファイル名部分だけを矩形選択するとお手軽に一括コピーできる。
文字列検索
find [/C] "文字列" 対象ファイル
【例】拡張子が.logの全ファイルを対象にして、文字列 error の含まれる行を探す
find "error" *.log
/Cを付けるとファイル毎にヒットした行数のみ表示されるのでコンパクトになる。
ファイル名置換
ren [パス]置換前ファイル名 置換後ファイル名
【例】Cドライブのworkフォルダにあるファイルの拡張子をtxtからlogへ置換する
ren C:\work\*.txt *.log
その他
FTPサーバとの通信
ftpコマンドを使用。長くなるので詳細は割愛。
ファイルが破損する場合はファイル形式が適切か確認すること。
asciiもしくはbin。
ファイルハッシュ値(チェックサム)確認
大容量ファイルをダウンロードした際、ファイルが破損していないことを確認する
certutil -hashfile ファイル名 [ハッシュアルゴリズム名]
【例】サーバからダウンロードしたhogehoge.isoのハッシュ値を求める。
なおサーバ上にはSHA256で算出したハッシュ値が併せて公開されているものとする。
certutil -hashfile hogehoge.iso sha256
大容量ファイル作成
長時間のFTP通信を発生させたい場合の下準備として利用。
fsutil file createNew ファイル名 ファイルサイズ(Byte)
【例】10MBのファイル testfile.txt を作成
fsutil file createNew testfile.txt 10485760
10[MByte] * 1,024 * 1,024 = 10,485,760[Byte]
ディレクトリ移動(念のために紹介)
cd パス
findなどのファイル操作コマンドを打つ際は、ディレクトリを指定して実行するか
cdコマンドで事前に対象ディレクトリへ移動しておくこと。